拡張少女系トライナリーの話


先日『拡張少女系トライナリー』が終了しました。
「お前がプレイしていれば終わらなかったのに終わりが決まってからプレイしてピーピー喚くんじゃないよ」って言われてしまうとその通りなんですが、色々とタイミングが重なった結果のプレイで終わると決まらないと踏ん切りもつかなかったのでその節は本当に申し訳ないと思う。
優しい人が「プレイしてくれるだけでいいんだよ」って生易しくしてくれることを期待しています。
もうこのゲームについて長文を書くことは無いと思うのでせっかくだから思った事を出来るだけ書いていこうと思います。

元々ゲーム自体はアイマスにも出演している平山笑美さんのツイートで知り、リリース直後にプレイをしたもののゲーム自体の重さと内容の複雑さにリタイア。(ちなみに最初のプレイではアーヤを進めていた、エピソード2くらいまでだけど)
初期は平山さんが声をやっている神楽ちゃんはチャンネルが解禁されていない事もありその後は特に触れることはなくたまに情報を目にする程度で今年の6月が来ました。(神楽チャンネルが解禁されたニュースも見たがもうミリシタがリリースされていた事もあり普通にスルーしていた)

今年の6月に何があったかと言うと平山さんも出演するミリオンライブ 5thライブですね。
そのライブの直後に平山さんの演じるFrey MENOWのアルバムをダイレクト・マーケティングをするツイートが流れてきたんですね。
平山さんの歌が好きでPRESTARで出た曲も買ったりはしていたのだけど、こっちは全く気付いてなく初めて知ったので良い機会と思い神楽ちゃんのキャラソンと合わせて購入。
仕事の合間にちょこちょこ聞くようになりました。
メノウちゃんの曲はもちろん良かったのだけど、神楽ちゃんのキャラソンで「この子はどんな子なんだろう?」という疑問が徐々に膨れ上がってきました。
MVには無いけどフル版だとオタク特有の早口で黒い台詞を喋ってくれます。

そうこうしているうちにゲーム終了のお知らせが流れてきました。
この機会を逃してしまうともうこの子の事を知る機会が無くなってしまう、と意を決してプレイ。
神楽チャンネルを解禁するには他の誰かを一人プレイしないといけないと思い少し決意が揺らぐもガブちゃんの可愛さでカバー、ストーリーが複雑で混乱するものの雰囲気でプレイする事でカバー
そんなこんなでガブちゃんのストーリーが終わり、念願の神楽チャンネルが解禁。
ここからはリプレイス作戦となり、ストーリーの復習もあったおかげまでようやくストーリーが理解出来たかな?レベルまで成長。
後半は選択に次ぐ選択。
もう誰を信用できるのか、信用して良いのかがわからんくて「誰か正解をくれ〜」って気持ちで選んでいた。
リアルタイムプレイでは無かったため総意としての参加は出来なかったけど、プレイヤー(botと呼ばれる)達の選択によって世界が変化していっているのを追体験し(総意になれたけどマイノリティだった人達も似たような気持ちなのかもしれない)

最終的にはただただトライナリー(特に神楽ちゃん)のメンバーが幸せになれる事を祈って選択をする事に決め、エリカには犠牲になってもらったりもした。
トライナリーの発症についてはその頃にはエリカの言う事は信じていたし、神楽の決意を信じて送り出したかったから、あまり迷いは無かったけど後で思い返すとこれ天使化させた奴らと同じ事やってるなーなんて思ったりもした。

それからトライナリーの話で欠かせないのがソイルトン 、彼は突然出てきて色々と話をしてくれたんだけど最初は正直怖かった、ローディング画面とかに出てくる顔が突然喋り出したような気分だった。(Undertaleのプロローグのアレみたいな気分もあった)
でも隣の世界のbotが出てきたあたりからこっちに協力してくれて、特にライフギャザーの掌握については完全に彼のおかげだったのでとても救われた気持ちになった。

今までプレイしていたネトゲやソシャゲがサービス終了する事は何度か経験しているけど、もう完全に熱が引いた後だったので「あー、終わるのかぁ」くらいの気持ちだったのでけど(ミリオンライブについてはミリシタがあったしこっちのが自分には合っていたからね)
熱が高いうちに終わってしまうと言うのは初めての経験で、これが終わりなんだなぁと実感してしまった。

今の自分にできる事は彼女達の事を1日でも長く考えてあげる事なのかなと思うし、願わくばトライナリーに命を吹き込んでくれた彼女達がこの先輝かしい道を歩ける事を祈っています。

最後に逢瀬つばめちゃんのキャラソンがとても好きになったので聴いてくれると嬉しいです。
Metropolitan medicine 〜宇宙の法則でTOKYO〜

Metropolitan medicine 〜宇宙の法則でTOKYO〜


終わり